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〈宮舘くんside〉
目黒の泣き声が部屋にまで聞こえる。
向「・・・」
階段の方を見つめる康二。
宮「よかった」
向「ぇ、?」
宮「康二が目黒を嫌いになった訳じゃなくて」
向「・・・」
宮「康二さ、だんだん羨ましくなってきてたんでしょ。甘えたりしてる目黒とふっかのこと」
向「・・・ギュッ...」
宮「ちょっと離れておくだけでも変わるかもしれないし、完全にじゃなくて、一時的に部屋変えてもらおっか」
向「だてのへや、」
宮「いていいよ。とりあえず、照に話してくるね」
着替えさせて、ベッドに寝かせて、必要なものを取りに行く。
照に伝えて、部屋に戻る。
康二は寝ちゃってた。
ただ、布団を抱きしめて寝てるから、逆に風邪引きそうで、康二の部屋に毛布を取りに行き、かける。
向「んッ....」
宮「ごめん、起こしたな?まだ寝てていいよ」
向「ぅん、」
宮「おやすみ」
トントンすれば、すぐに寝ちゃった。
よる。
目黒とふっかの部屋割りは、固定せず、その日のそのときの気分で決めてもらうことになった。
向「・・・だて、」
宮「部屋、戻ろっか」
目「ギュッ...」
俺の足に、目黒が抱きつく。
宮「どうしたの?」
目「ぁてしゃと、ねぇね」
宮「・・・俺とにするの?」
目「コクンッ...」
深「たちゅ、しょたぁ!」
渡「ん、いいよ」
ラ「じゃあ、康二くんは、俺の部屋おいで?」
向「ギュッ...」
ラウールに抱きつく康二。
佐「さくまも、」
ラ「岩本くん、和室で寝てもいい?」
岩「うん」
ラ「じゃあ、和室行こう!」
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作者名:みるく | 作成日時:2024年4月16日 3時