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77-you ページ27

咄嗟のことで思わず

東方神起大先輩を思い出し、
チャンミンと呼んだ。

その場を何とかするために
するりと手を繋いだが

ちらりとソクジンを
見れば耳が真っ赤になっている。

そんなソクジンを見て
私も自分のしていることに
心臓がドクンドクンと波打つ。

なんとなくお互い手を離すタイミングが
わからなくて
チャンミンもといソクジンと私は
手を繋いだまま駐車場まできた。

車に乗るため、手を離す。
何だか手持ち無沙汰に思うのは
気のせいだろう。

大量の荷物を積み、ロッテを出て
店へ向かう。


もう街は街灯がキラキラ。


『もうソクジンとはプライベートでは
会わないよ!ほんとどうなることかと思った』

「僕だって!!Aとは出かけない!」

あ?自分で誘っておいてなんて
失礼な言い草なんだ、この!!

「こんなに可愛くなるなんて!
帽子被せて見えないようにしたのに!
スカウトされるほど可愛いAを
外の人に見せるの嫌です!!」

『えーっと、ん?』

「これからは外でデートする時は
人のいない場所、かつ、夜にします。」

いや、もうプライベートで会わないって
話してたの聞いてましたか?

「…Aヌナ、心の声漏れてます。

今日の食事は結局仕事になってしまった
ので、またディナーデートできますから。」

気がついたか…でも私も話聞いてもらおう
なんて大層失礼なことを思ったからね…。

『本当、頭がいいわね、ジンは。』


お店の近くの駐車場へ車を停める。
うわぁ、このバックの仕草に横顔は
反則だよ。


「さ、ヌナ。
仕事しましょう。
今日メイクさんいないので
少しだけヘアメイクも
手伝ってください。」



私たちは
ソクジン と A から
ジン と ヌナ へと変わった。

ブーブー スマホを見る。
MH「A、昨日のこと怒ってる?
ごめん、ちゃんと謝りたいし、
話したいこともあるからまた連絡する。」

敢えて既読スルーしたんだけどな。
カムバで忙しい中連絡しなくても
いいのに。


「ヌナー?衣装どれでしたかー?」

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作者名:もも | 作成日時:2021年3月9日 1時

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