【BTS】Don't call me 2【SHINee】 (ページ26)

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Aとのデートが本当に嬉しくて
デパート中、あちこち連れ回した。

Aが似合うといえば
嬉しくて買ってしまい、
Aがじっと見ているものが
あれば、気になってしまう。

とある、高級貴金属ブランドの
ショーウィンドウを見ると
ペアのネックレスが並んでいる。

『ヌナはこっち派だけど、
ソクジンはあっちが似合いそう』

なるほど。

Aは線の細いゴールドアクセが
好きなのか。

僕はゴールド派じゃないって
Aもわかってる、発言。

仕事でよく見ているからだと思うけど
そんなことすらも、僕を喜ばせた。

ゴールドとシルバーのペアのネックレス。

うん、いいね。

僕のものだけを買うふりをして
Aのものも勝手に買った。

Aをみると目線を遠くに
送り、困った顔をしている

あれー？バレたかな…やばいかな…
このルックではバレないはず。

？｢あの…｣

1人の男性が近づいてきた。
パパラッチではなさそうだ。

｢芸能事務所のものですが、
おふたり、モデルとか興味ないですか？｣

思わず2人で目を見合わせた。
『｢は？｣』

｢おふたりとも美男美女！
こんなにシンプルなファッションでも
目を引くほどです！｣

Aは爆笑
『私たち三十路なんだけどㅋㅋㅋ』

カップルでスカウトなんて
なかなか無いものだから

周りがザワザワしはじめる。

え、めちゃくちゃ可愛い！
三十路とかうそでしょ？

黒だけであんなにオーラでる
なんてそもそもモデルとか？

てか、彼氏目元はわからないけど
ジンに似てない？

彼氏だって！ニヤニヤしてしまう。

じゃない！！ジンって聞こえた。
わ、どうしよう。

『すみません。
私たち、そういうのには
興味が無いんです。
ねーチャンミン♡』

と僕の腕に手を絡ませてきた。
ドクン。心臓が跳ねる。

周りがキャーと喜んでいる。

チャンミンって言うんだって！

チャンミンって名前は
みんなかっこいいんだね！

｢そうなんですか…
チャンミンさんと彼女さん、
もし気が変わったらこちらへ
ご連絡くださいね｣

とYGと書いてある名刺を渡して
去っていった。

『チャンミン、そろそろ帰ろっか♡』

｢そうだね｣

手を絡ませたまま
視線から避けるように
急いで駐車場に向かう。

『あーーー！危なかった！』

｢チャンミンはどうなる事
かと思ったよ(窓拭き)｣

『…誰のおかげで命拾いしたのかな？』

｢…Aヌナです｣

車に着くまで、自然と手を離さなかった。