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蓮side


「はぁはぁっ、、」


苦しそうに息をしながら俺の胸に顔を預かるA。


蓮「A。聞こえる?パパいるよ?パパの顔見て?」


そう声をかけても顔を見せてくれない。


蓮「A」


優しく名前を呼ぶと、Aはやっと顔を上げてくれた。


「はぁはぁっ、、パパぁっ、、」


蓮「うん、苦しくなるから喋らなくてもいいよ。その代わり、ゆっくり深呼吸しよう」


背中をトントン叩きながら、深呼吸を促す。


数分後、Aの呼吸は落ち着いてきた。


「パパぁ、、」


蓮「うん、パパいるよ。怖い夢見ちゃった?」


「まっくらなおへやのなかにね、Aひとりだけいたの···パパもひーくんたちもいなかった···パパ、バイバイっていってた···」


思い出しちゃったのか、また俺の胸に顔を埋めた。


蓮「思い出しちゃったね、夢だから大丈夫。パパもひーくんたちも、バイバイしないよ?Aにバイバイなんて言わないから大丈夫」


その証拠に強く抱きしめた。


やがて、疲れて眠ったA。


そのまま抱っこしながら照くんに『落ち着いてきた』とメールを送った。


すると、しばらくして照くんだけじゃなく他のメンバーも部屋に入ってきて。


亮平「Aちゃん大丈夫?」


蓮「うん、怖い夢見ちゃったんだって。俺らがいなくなる夢」


ラウ「あー、そうだったんだ···それは怖いね···」


亮平「めっちゃ泣いちゃったんだね、涙の跡ある」


深澤「ほんとじゃん。明日、目ポンポンになっちゃう」


寝てるAの顔を覗き込んだ阿部ちゃんが、Aのほっぺについてる涙の跡を撫でた。


照「めめ、このままこの部屋にAちゃん寝かせてめめも一緒に寝てあげて。その代わり、俺、めめの部屋借りるわ」


蓮「ありがとう。みんなもありがとね、心配してくれて」


翔太「当たり前じゃん。俺らの娘でもあるんだから」


佐久間「そうだよ!」


康二「声でかいで、佐久間くん!」


ラウ「そういう康二くんの声もうるさい!」


相変わらず、うるさいメンバーだけど、Aも慣れてきたのかこれくらいじゃ起きなくなって。


パパはずっと、Aのそばにいるから大丈夫だからね。


fin

蓮くんのヤキモチ→←2



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このみ(プロフ) - senaさん» いつもありがとうございます!リクエストもありがとうございます!書いてみますね! (5月8日 12時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - いつも楽しく読んでます!リクエストで、パパと二人でお出かけデートを読みたいです!よろしくお願いします! (5月8日 10時) (レス) @page22 id: 24d2acb2ff (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - そうですか 分かりました こちらで聞いてしまってごめんなさい (4月26日 18時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)
このみ(プロフ) - みーにゃんさん» そちらの方は今は書く気力がなく、今後も再開するかは分かりません。すいません (4月26日 17時) (レス) id: 431cff37e1 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃん(プロフ) - キンプリはパパはもぅ描かないのですか⁇ ここで聞いてごめんなさい (4月26日 15時) (レス) id: f0fa747bea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:このみ | 作成日時:2024年4月10日 20時

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