検索窓
今日:26 hit、昨日:18 hit、合計:22,295 hit

30 ページ30

.







NM「あ、そうでした」


「ん?」


TH「どうしたの?ヒョン」


NM「明日一日、Aさんを借りてもいいですか?」


「え?」


A「?」


NM「明日離国へ和平交渉をしに行くのですが
近くに北の国がありまして」


「あぁ…」


TH「怖いところ…」


NM「父上に掛け合ったところ
Aを連れて行け、と言われまして」


「そういうことなら」



この王宮で、一番腕が良いのは


Aだから仕方ない



TH「でもその間ジニヒョンの護衛はどうするの?」


NM「それはこちらで用意すると父上が」


TH「セジンかなぁ」


「っ」


TH「あいつ好きじゃない」


NM「でも腕はあるからな」


TH「なんかジニヒョンの事変な目で見てない?」


「やっぱりそう?」


NM「どんな目かは分かりませんが
明らかにAさんとは全く違う瞳をしています」


TH「元々そんな顔なのかなぁ」


「うーん、セジンが僕を殺すとかはなさそうだし
父さんがそばに置くくらいは信頼されてるわけだし…大丈夫、かな」


A「…」


NM「それもそうですね
でも、一応お気をつけて」


「うん、分かってる」




僕に信頼できるのは

Aしかいないから


例えセジン以外が来ようが

僕は絶対警戒を怠らないから、大丈夫




A「すぐ戻りますから」




後ろからそう言ってくれたAに


顔だけ振り返ると




いつものように


頼もしく、優しく



微笑んでくれていた









.

31→←29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
228人がお気に入り
設定タグ:BTS , JN , ソクジン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:BINA | 作成日時:2024年4月4日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。