僕の日常は異常ですか？

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家を出ると、マネージャーさんが既に迎えにきてくれていた。


SnowManにも何人かマネージャーさんが居るんやけど、その中でも俺が関西におった時からついてくれとるマネージャーさん。


ご飯を作りに来てくれるマネージャーさんでもあるんやで。


橙「おはよう」


マ「おはよう。今日は、まず滝沢さんのところに挨拶に行って、稽古場に行くからね」


車に乗り込むと、今日の予定を伝えてくれる。


橙「分かった、今日は秀にい稽古場にこんの？」


マ「いや、来るけど、とりあえず話したいって言ってたから。稽古場だと、色んな人がいるからね」


橙「東京のJr.いっぱいおるもんな」


マ「まだ、開始時間よりかなり早いからまだ誰も来てないと思うけどね」


橙「そっか」


マ「そういえば、今日に夜食べたいものある？稽古中に食材を買い出しに行くから何でもいいよ」


橙「んー、多分稽古で相当疲れるからあんまり重くないものがいいかな」


マ「分かった」


それから、外を見ながらボーっとしていると、いつの間にか事務所に着いていた。


マ「じゃあ、行こうか」


橙「うん」


マネージャーの後ろを付いていく。


コンコン


「「失礼します」」


橙「おはようございます、滝沢くん」


滝「おはよう、他の人がいなかったらいつも通りでいいよ」


橙「分かった、秀にい！」


滝「うん、嵐とのシェアハウスはどう？」


橙「相変わらずみんな優しいし、家に誰かおるのが嬉しい」


俺もひとりの時間は欲しい人なんやけど、それでも家に誰もおらんのは寂しい。


嵐のみんなは忙しくて一緒に時間を過ごすことは決して多くないけど、その時に甘やかしてくれる。


その時間が今の俺にとって1番楽しみにしている時間の一つ。


滝「そっか、それは良かった。今は、病気は安定してる？」


橙「糖尿病の方は毎日注射しとるから大丈夫やと思う。でも、稽古の間は休憩でなんか食べんと持たんと思う」


滝「わかった、休憩は一応予定に組み込んでいるけど、しんどくなりそうだったらなんでもいいからすぐに合図出してね」


橙「うん、あとパニック障害の方は俺も分からん。慣れない環境に飛び込んどるわけやし怖いなっておもことはあるけど、病院の先生とも話し合っとるからとりあえずは大丈夫やと思う」


滝「そっか、そこまで重く考えなくていいからね。ちゃんとサポートできる体制は整えてるから」


橙「うん、ありがとう」

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